歯科治療で美しい笑顔に

笑った時には歯が見えてしまうものであり、歯がきれいであれば魅力的な人にも見えてしまうものです。歯の美しさは、虫歯がなく白くてきれいな歯であるとともに、歯並びも重要になってきます。前歯に悩みを抱えていれば、笑顔になって歯を見せるにも躊躇してしまうことになり、前歯を手で隠してしまったり歯を出さないように笑ったりと不自然にもなってしまいます。歯科クリニックでは、より美しく見せるためのさまざまなケースの歯の悩みを解決することができます。

歯科クリニックは、虫歯になった時にだけ利用をするものではありません。治療をしなければならないような状態でなくても、美しさを目的とした治療も受けることができます。虫歯や歯周病などの病気であれば、保険を使って安く利用ができますが、美観的な面で治療を受けたいという場合には自由診療となるので費用は全額自己負担になります。それでも、歯の悩みが解決できれば自分らしい笑顔で過ごすことができるようになります。

自由診療は、高額な費用が負担となってしまいますが、分割払いができるようなシステムも用意されています。持っているクレジットカードをそのまま利用ができたり、クレジットカードを持っていない人でも独自のローンが用意されていることもあります。歯科クリニックは、できれば行きたくない場所と思っている人もいるかもしれません。歯がうずくような痛みに耐えながらの治療はつらいものがあり、また隣にいる患者さんが歯を削っていてその音が聞こえるだけでも鳥肌が立ってしまう人もいます。

しかし、虫歯になる前に対処しておけば、辛い治療を受ける必要がなかったことにもなります。虫歯の予防は、食事の後の歯磨きを怠らないことはもちろんのことですが、しっかりと歯磨きをしていても虫歯になってしまうことがあります。それは、磨き残しがあったことが原因となるのですが、時間をかけて磨いていてもくせによって磨き足りない部分が出てしまうこともあるからです。予防歯科では、自分が正しい歯磨きができているかどうかをチェックしてもらうことから始まります。

また、予防歯科ではついてしまった歯石をきれいに除去してもらうことができます。歯石がついたままの状態では、虫歯や歯周病、口臭の原因にもなってしまいます。定期的に通って歯石除去を受けておけば、虫歯予防とともに口の臭いを気にすることもなくなります。予防歯科は、保険適用内の治療にもなります。

そのために、自分で負担する金額はとても安いので利用しやすくなります。前歯が出ているなど歯並びが悪いということは、自分の個性でありながらも歯磨きがしにくいことになり、虫歯の原因ともなってしまいます。また、歯が出ていると口を閉じにくくなるケースもあり、それによって口を開けたままの状態が続くことによって口臭の原因に発展することになります。前歯の歯並びを美しく揃えたいという場合、いくつかの治療方法があるので自分に合った方法を選ぶことができます。

歯科矯正は、歯に器具を取りつけて少しずつ自分の歯の位置をずらして正しい位置に持っていく治療となります。全ての歯をまっすぐに並べた時に、自分の顎の中に入りきらないようであれば、うまくおさめるために歯を抜くこともあります。自分の歯をそのまま活かすことができるというメリットがありますが、何年もかけて動かしていくために治療期間は長くなってしまいがちです。すぐにでも歯並びをきれいにしたいという場合には、差し歯にするという方法もあります。

差し歯では、土台となる歯根を残した状態まで歯を削っていき、そこに正しい向きの義歯をとりつけることになります。義歯にはさまざまな種類があり、セラミックになると自分の歯のような色や光沢感があって自然に見せることができます。歯並びを美しく見せたいという場合の治療方法として、自分の歯を活かしたいのであれば歯科矯正、早い効果を得たいのであればセラミックなどの差し歯がありますが、他にもインプラントという選択肢もあります。インプラントは、歯根から歯を作る技術となり、自分の歯を抜くことから始めることになります。

もともと生えている歯の方向が悪いとなると、歯科矯正をするにも移動の距離が大きくなるので長期化してしまいがちであり、また差し歯にするにも土台が曲がっていればそこに正しい向きの歯を取りつけられないケースもあります。歯根が曲がって生えていると他の歯を押してしまったりと悪い影響を与えることもあるため、抜いて正しい向きに人工歯根を入れることは賢い選択となるケースもあります。インプラントは、前歯に入れても見た目が美しいことから、他の人に違和感を持たれるようなことはありません。一本から利用することができますが、何本でも入れることができます。

ただし、骨の状態によっては人工歯根を埋め込んでも強度が足りなくて支えきれないとなると大きな怪我となってしまうので、さまざまな方向からのレントゲン撮影が行われたり採血をしたりと検査を行ってから治療ができるかどうかの判断が下されることになります。インプラントは、生え方が悪い歯を抜いて人工歯根を入れ直すという治療でも活躍をしていますが、虫歯や歯周病などによって歯根から歯を失って困っている人に多く利用されている歯科治療でもあります。差し歯にしたくても、歯根という土台がなければ乗せることはできませんが、金属の人工歯根を埋め込んでおけばそこに被せることができます。インプラントは、歯科クリニックの治療の中でも高度な技術を要することになり、大掛かりな外科手術を行うことになります。

歯があった場所の奥の骨に金属を埋め込み、骨が金属をしっかりとキャッチして定着した後に義歯を取り付けることになります。金属がうまく骨に取りこまれなかったり、体が拒絶反応を起こしてしまうなどのケースもあるので慎重に治療を行う必要があるため、インプラントは専門の歯科クリニックがあるほどです。大きな手術とはなりますが、それでも治療が完了すればかたいものでも自分の歯でしっかりと噛みしめて食事をすることができるようになるので、以前のような快適な食生活を取り戻すことができます。ただし、土台となる人工歯根を支えている歯茎にトラブルが発生すればまた歯を失ってしまうことにもなるので、歯周病予防のケアは怠ることができません。

自分の歯をすべて失ってしまったという高齢の人でも、入れ歯があれば家族と同じ食事を自分で食べることができます。しかし、入れ歯は食べ物のかすが間に挟まって痛かったり、食事の度に取り外してケアをしなければならないという手間がかかることになり、さらにしっかりとケアをしていても臭いという問題に悩まされることになります。しかし、インプラントであれば取り外すこともなく自分の歯のようにして使うことができるのでとても役立ちます。けれども、総入れ歯となるとインプラントを入れる本数は非常に多くなるため、苦痛な治療にもなってしまいます。

自分で食事をするためには、下もしくは上にはそれぞれ12本程度の歯が必要になってきますが、オールオンフォーによるインプラント治療で受けてみると、下もしくは上の歯をたった4本だけのインプラントで済ませることができます。つまり、上下で8本の埋め込みだけで済ませることができるので、肉体的にも心理的にも軽い治療になってきます。オールオンフォーは、さらに金銭的な面でも安く済ませることができるという利点もあります。入れ歯を外したその日から仮の歯を入れてもらうことができるので、食生活に困ることはありません。