インプラントは、原則として健康保険適用外の歯科治療になります。
よって、治療費は全て自己負担です。保険適用外ということで各クリニックで治療費は異なりますが、相場はインプラント1本で30万円です。安いところでは1本10万円、高いところでは1本50万円とされていますが、安いから悪い、高いから良いというわけではなく、かと言って安かろう悪かろうでも困ります。そのため、料金だけに捉われず、知識、技術、設備、実績のある歯科クリニックで治療を受けるようにしましょう。さて、そうはいっても費用は気になってしまいます。インプラントは原則保険適用外ですが、一部の症例に対しては保険を使うことも可能です。ただし、この条件は厳しいため、多くの方は当てはまらないのが現状でしょう。となると、他の方法を考えなくてはなりませんが、そこで医療費控除の利用をおすすめします。医療費控除とは、家庭における1年間（1月1日～12月31日）の医療費総額が10万円を超えた場合に、控除の申請をした家族の所得税の一部が免除される制度です。インプラントは1本の治療でも10万円を超えるため、それだけでも医療費控除を受けることができます。もちろん、他の家族にかかった1年間の医療費を合わせて申請することも可能です。実際にいくらの所得税が免除されるのかは所得額によるので一概ではありませんが、結果として医療費の削減に繋がるため、利用してみましょう。
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