インプラントのメリットとデメリット

インプラントとは、歯周病や虫歯などによる抜歯で歯を失った場合に、機能を補うために行われます。人工の歯根を顎の骨に埋めて、人工歯を装着します。インプラントは、ブリッジのように周囲の健康な歯を削らずに済みます。残った歯の寿命を縮める心配がありません。

また天然歯と見分けがつかないので、審美性が高いです。食べ物を噛み砕く能力は天然歯のおよそ80%で、入れ歯やブリッジと比べて高いです。顎の骨にしっかり固定するので、グラつきがなく違和感を覚えずに自分の歯として使えます。一方で、インプラント手術では、フィクスチャーを骨に埋めるときと、人工歯を装着するときの2回手術が必要です。

何度も手術をすると、患者の負担が大きくなります。歯科医院によっては、1回で手術が完了する1回法を採用しているところもあります。治療期間は最短で2ヶ月、長い場合」で1年以上かかります。治療にかかる費用も35~45万円程度と経済的に余裕がないと、治療は難しいです。

インプラントは埋め込んだだけでは長持ちしません。定期的なメンテナンスが必要です。2~3ヶ月に1度通院するだけでなく、日頃から正しいブラッシングをするなど、歯の健康に配慮しなければなりません。体が不自由な人はメンテナンスできないという問題があります。

また顎の骨が極端に少ないと、インプラント手術を断られることもあります。デメリットもしっかり理解した上で、治療を受けるか判断するようにします。渋谷の歯医者のことならこちら

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